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学びTRAVELING

vol 02.【心理学部】「色」が心を左右する?


心理学部
高橋ゼミ

目に見えない心の内側に光をあてる心理学

心理学は、人間の営みすべてを研究できる学問です。私たちが普段している何気ない行動や発した言葉の背景には、理由となる「心理過程」が必ずあります。いずれ自らの悩みさえ客観視できる……それが心理学を学ぶ面白さのひとつ。高橋ゼミでは、目の錯覚などの「視覚心理学」や、色の好みや心理行動的影響といった「色彩心理学」を学んでいます。多くの学生が「色」にちなんだ卒業研究をする一体感のあるゼミです。

人に与える印象まで左右する「色の心理的効果」とは

ゼミ教員の研究結果で「赤と白の照明下でまったく同じ会話を聴かせた際、赤の照明で聴いた場合のほうが感情的に聞こえた」というものがあります。また、明るい性格の人が赤い服を着ると、より積極的な印象が強まることもわかっています。一方で、青や緑は心を落ち着かせる効果を持つともいわれています。色による心への働きかけは、日常のさまざまな場面に役立てることができるのです。

仮説を実証しながら色彩心理の核心に迫る

以前「食品の色と味覚印象」について調べた学生は、味のない寒天に色を付けただけで甘みを感じることを明らかにしました。実はかき氷も似た原理で、実際は同じ味なのに脳がシロップの色と香りで味を予想し、それぞれの味覚を感じさせています。高橋ゼミでは、色という身近なテーマから想像力をふくらませ、物事を科学的・客観的にとらえる力を養っています。

ゼミ教員紹介

髙橋 晋也 教授

■ 専門分野
視覚心理学、色彩心理学

■ 研究テーマ
錯視、色・明るさの同化・対比に関する研究、色彩効用・色彩嗜好に関する心理学的研究、伝統色を学習材料とした郷土魅力教育プログラムの開発


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